季刊 シンプルライフ研究

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BlackBerryQ10 SQN100-2はMVNOで使えるのか?

先日、オークションで手に入れたBlackBerryQ10はSQN100-2という型番のものです。

BlackBerryQ10にはSQN100-2のほか、末尾の数字が1、3、5の型番があるそうです。

それぞれLTEや3Gで繋がるバンド(周波数帯域)が違います。

ちなみに対応バンドの観点で日本で使用する場合のBlackBerryQ10を選ぶなら1番のオススメはSQN100-3だと思います。

ネットに公開されているレビューもSQN100-3が主流となってます。

というか、SQN100-2のレビューは日本語では見つかりませんでした。

まったくレアな奴を手に入れたものです。

というわけで、我が家にやってきたのはアメリカのベライゾンという電話会社のバージョンで。

日本のDOCOMOのようにロゴが前面と背面にプリントされてます。

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シムフリー化はされてるとのことなので、日本で使うことも可能なはずですが、対応バンドが合わなければWi-Fi運用専用になってしまいます。

SQN100-2はどうでしょうか?

調べてみるとPDFの日本語資料の中にスペックのまとめが見つかりました。
RIM改めBlackBerry社は日本から撤退したと聞いてましたが親切ですね。

というわけで、当該ページのスクショを貼ってみます。

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これによると、まず、LTEの対応バンドは700、1700MHz帯域、CDMAは800、1900MHz帯域とあります。

CDMAが3Gかと思いましたがセルラーバンドというのが聞きなれないので調べてみるとアメリカの2Gらしいですね。

その他にHSPA+も掴めるようですね。

HSPA+はDOCOMOは提供してないらしいですが、FOMAプラスはUMST 800MHzだということなので、実際はFOMAプラスが掴めるのかもしれません。

MVNOではDOCOMO系か、au系しかないので、それぞれのバンドと同じになりますから、そちらも調べましょう。

私の使用するMVNOはDOCOMO系のものなので、DOCOMOの周波数帯域を調べますと。

LTEは2100、1800(東名阪のみ)、1500、800、700(2015年1月展開開始予定が遅延中)帯域、W-CDMA(3G)は2100、1700、800MHz帯域だそうです。

ということで、SQN100-2はFOMAプラスの方の帯域であるUMST 800MHz帯域と普通のFOMAの方のUMST 2100MHz帯域が掴めると判断してみます。

(LTE700MHzが普及したら掴めるかもしれないと思いましたが、調べてみるとバンドが全く違っていて無理のようです。)

そこで実際に手持ちのOCNモバイルONEのSIMを入れてAPNを設してみました。

するとあっさりとDOCOMOの3Gで通信できるようになりました。

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OCNモバイルONEの低速設定でネットを見てみると、そこそこ使えるようです。

BlackBerryスピードテストはしてませんがOCNモバイルONEの低速は250kbps前後で安定して使えるはずです。

これで妻にはより高速の通信が必要なら別に渡してあるモバイルルータにWi-Fiで接続してもらうことにして、テキストのやりとりなどならQ10単体でも使ってもらえるという環境ができました。

別の話題ですが、BlackBerry10(OS)からAndroidアプリが使えるようになったとのことですが、正式に対応しているのはAmazonアプリストアだけでGoogleplayは使えません。

が、調べてみると普通はBlackBerryで使えないGoogleplayを使う方法もあるそうです。

それもそのうち導入してみたいですね。

ここまで各種の情報をネットに公開してくださっている方々のおかげで比較的スムーズにBlackBerryQ10の環境を構築できています。

心より感謝します。