季刊 シンプルライフ研究

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BlackBerryQ10 SQN100-2でauの音声通話は使えるのか?


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先日、OCNモバイルONEで3G通信できることを確認したBlackBerryQ10のSQN100-2ですが。

対応する電波を調べていて、もう一つ気にかかることが出てきました。

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スペック表をもう一度見てみましょう。

するとSQN100-2はCDMAを掴むことができると分かります。

CDMAは日本ではauが音声通話用に使用している電波であるはず。

auの場合、CDMA-2000という規格になっていますが、もしかしたら掴める?

というわけで、試してみました。

auのSIMはiPhone5で使用しているモノを抜き出して使います。

iPhone5から取り出したSIMをBlackBerryQ10のSIMスロットにそっと差し込みます。

iPhone5のSIMはナノSIMなので、マイクロSIMを使うBlackBerryQ10に刺すためにはSIMサイズを変えるアダプタを使いました。

SIMスロットもSIMそのものも壊れやすいので丁寧に。

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そして、写真のようにバッテリーも装着して裏蓋を閉めます。

そして電源オン!

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起動中の画面はこんなです。
起動後に設定を確認します。

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自動的にネットワークテクノロジの項目は「グローバル」になっていました。

データ通信をしてしまうとパケット代がめちゃくちゃかかるかもしれないので速攻でデータサービスの項目はオフにしました。

これで音声通話オンリーになっているはずです。

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アンテナピクトの表示は3Gとだけ出ています。

OCNモバイルONEの時は「NTT DOCOMO」と出ていたので「au」と出たりするかな?とワクワクしてましたが、そうはなりませんでした。

アンテナは立ったのですが、電話をかけられるのでしょうか?

発信テストをしてみたところ、無事に出来ました。

しかし、着信のほうは圏外のようなメッセージ。

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一度設定を見直してネットワークテクノロジを写真のように「LTE/CDMA」に変更しました。

すると、着信も可能に。

その後はネットワークテクノロジを「グローバル」に変更しても発着信可能となりました。

もしかしたら、なんらかの理由でタイムラグがあっただけで、ネットワークテクノロジはどちらでも構わないのかもしれませんね。

ともかく、あっけなく検証終了。

auの場合、音声通話の規格が特殊で、SIMの使い回しが効かないイメージを持っていました。

もし今使っているiPhoneが壊れたら、素直にauショップに行くか、auの白ロムを選ぶかしか選択肢がないのかと思ってました。

そんな中でSQN100-2ではauのSIMで音声通話ができるというのは大発見でした。

私にとってはSQN100-2の価値がグッと上がった気がします。

今回手に入れたSQN100-2はCDMAを使用するベライゾンというアメリカの電話会社の商品をシムフリー化した端末です。

他にもCDMAに対応するシムフリー端末ならば、au並びにau系のMVNOで通話もデータ通信もできるものがあると考えられますね。

このことが学ぶことができて、有意義でした。

ご注意いただきたいのですが、今回の記事はBlackBerryQ10のSQN100-2の場合のことです。

日本でよく売買されているSQN100-3など、その他の型番はauのSIMで音声通話できないかも知れません。

この手の記事のお約束ですが、あくまでも自己責任でお願いします。