腸内フローラについての覚書き
プロバイオティクスについて勉強したくて、少しずつ読書中です。
腸内にいる細菌の種類の組み合わせは生まれて直ぐに決まって、一生変わらないそうです。
前々から不思議だった疑問は殺菌した乳酸菌入りの食べ物も売っているということで。
生きて届くやつ以外はバッタもんだと思ってたくらいです。
それが、調べてみると、乳酸菌などの死骸を腸の中にたくさん入れてやると、その仲間の菌が増えるという作用があるのだそうです。
この事は、腸内細菌の移植実験で明らかになっていました。
生きて腸に届くに越したことはないのでしょうけど、生きられない菌でも効果はあるようです。
さらに興味深いことで、腸内細菌の働きとして、太りやすい体質に関係があるようだということも分かりました。
一説によると、ヒトの摂取エネルギーの約10%ほどは腸内の細菌が生成して宿主のヒトに渡しているらしいのです。
つまり、自分で食べた量だけで減量の効果が決まらない可能性があります。
さらに、太っている人が痩せると、腸内の細菌のバランスも太りにくいものに変わるということも多いようです。
私は94キロから68キロまで痩せましたが、体重を計り続けています。
最近はたくさん食べても翌日などに太りにくくなったと感じていました。
これは私の腸内細菌のバランスも以前と比べて変わったということなのでしょう。
とても面白いと思います。
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